2013/03/01

REPLICA

最近気になる香水を見つけました。


 Maison Martin MargielaのREPLICAシリーズです。
香りは3種類あり全ての人が知っている香りをテーマに作られています。
香る度に感覚や潜在意識に訴えかけ古い記憶を呼び覚ますような
そんな香りだそうです。


"Flower Market"は2011年のパリの花屋が舞台。茎を切ったばかりのフレッシュな緑の香りが官能的なフローラルノートを表現。そして透明感のあるフリージアと潤ったグラース産のバラの花びらをクリーミーな香りのサンバック・ジャスミンとチューベローズが包み込む。まさにフラワーマーケットを歩いているような気分になる、爽やかかつデリケートな香り。
母親の優しさのようなノートが印象的な”Beach Walk”では、1972年のイタリア・カルヴィをイメージ。波しぶきのようにフレッシュなベルガモット、レモン、ピンク ペッパーの香りが瞬時に混ざり、輝くようで官能的なイラン・イランが後に続く。そこに、やみつきになりそうなココナッツ・ミルク、ムスク、 ヘリオトロープをプラス。なめらかな中にも少しだけ海水の塩の香りが感じられる。
 1994年のアメリカ・サンタモニカをテーマにしたのは、"Funfair Evening"甘いキャンディのような香りが、夜風にのって聞こえる笑い声とカラフルなネオンに打ち消される夜を表している。アップルとスターアニスのノートがキャラメルとオレンジ・ブロッサムに加わり、マシュマロのような香りを作り上げる。そこにコントラストとしてムスクやアンバーのほろ苦さを加えて、ソフトでスイートに仕上げた。

主張し過ぎないとても素敵な香りばかりなので是非試してみて下さい。

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